2020/03/05

夕暮れのヒクイナ

最近、山や公園などで野鳥を探すことが多くなり、水田へあまり行かなくなっていました
夕方に行くと何かいるのではないかと思い、夕方、水田へ行ってきました。

すると案の定、水路にヒクイナを見つけることができました。


素早く動く本種を、暗くてシャッタースピードが遅くなる夕方に
撮影するのはなかなか難しかったです。



体はブレても頭はピタッと止まってる。
スタビライザーも顔負け。


流し撮りに挑戦。
やっぱり簡単じゃなかった・・・・。


水浴びを動画で撮ってみました。






夕暮れの水田は、とても綺麗で楽しい所でした。

2020/03/01

ニシオジロビタキ再び

 今日は、先週見つけたニシオジロビタキがまだ居るか見に行ってきました。
 
  先週見つけた場所に行くと初めは見つからなくて、もう渡っていってしまったのか
  と思っていましたが、もう少し探したら見つかりました!


色は地味ですが、仕草が特徴的なので観察していて飽きません。


人をあまり警戒しないので、この公園で越冬していたのでしょう。
早く気づけなかったことが悔やまれます。




この後、飼い主と一緒に散歩しに来ていた犬に驚いたのか、
茂みに入っていってしまいました。

2020/02/25

ニシオジロビタキ

  ここ2日間、沖縄は日向にいると暑く感じるほど暖かくなりました。
  昨日、外出のついでに寄った公園で偶然ニシオジロビタキを見つけました。


メジロを撮っていると、聞いたことのない声とともに
小さな小鳥が茂みから飛び立ったので追いかけると、まさかのニシオジロビタキでした。


思っていたよりも小さく、目がクリクリしていて可愛い見た目をしています。


暗い所にいることの方が多いですが、時折上の写真のように芝生が見渡せるような
開けた所に止まり、虫を見つけると芝生に降りて捕まえていました。


開けた所にいると、緊張してかスリムに。
枝にいるアリを食べることもありました。


翼を下げ、尾羽を上げるこの姿勢がオジロビタキらしい。



なかなか出会えない鳥を、自力で見つけられるとやっぱり嬉しいなと
改めて思いました。

2020/02/08

桜と越冬アカハラダカ

先週末、また桜メジロを見に行ってきました。
しかし、なぜかメジロが少なく不思議に思っていると、メジロの代わりに目に入ってきたのは桜にとまっているアカハラダカでした。


アカハラダカは空をバックに渡っていく姿しか見たことがありませんでしたが、
今度は桜をバックに木にとまっています。



あまり人を警戒せず、のんびりしているので、もしかすると
このまま越冬してくれるかもしれません。
もし越冬すると珍しいケースになるかもしれませんね。

あと、なぜか縦写真ばっかり。



正面顔は猛禽類とは思えないような愛嬌のある顔。




木に止まっている所さえ、なかなか見れないアカハラダカを
桜と一緒に見れる贅沢な日でした。

2020/01/20

桜メジロ

    先週末、桜まつりがあると言う事で桜メジロを期待して行くと、案の定、桜の蜜
    を求めてメジロがやって来ていたので撮影できました。


桜まつりがあったので見物客が多く、メジロが警戒して木の上の方に行ってしまうかと
思いましたが、意外とそうでもなく近くに来てくれました。


普通、桜というと「春」というイメージですが、沖縄はそうではありません。
沖縄では今の時季、1・2月に咲きます。
でも、今の気温や鳥たちがもう少しずつ囀り始めている所をみると、
沖縄はもう春が始まっているのかもしれません。






すると、腹部が褐色の個体がいました。
多分、本土から飛来した個体です。


こんなに小さな体で、広い海を渡ってきて本土の桜より色の濃い
カンヒザクラの蜜を吸っている。本当にすごいな、鳥たちは。



最後に、メジロではないけどメジロたちと一緒に蜜を吸っていたジャコウアゲハ。


2020/01/12

冬の山原

冬の山原に行ったことがなかったので、冬季にもヤンバルクイナが見られるか知りたかったと言う事もあり、先週早朝から山原へ行ってきました。


この日の山原の夜明けは沖縄にしてはとても寒く、鳥が出てくるか心配でしたが、意外とたくさんの鳥が鳴きだしました。
しかし、ヤンバルクイナは声は聞こえど姿を見ることはできませんでした。



仕方なく移動すると、沖縄では珍しいツグミがいました。
沖縄では初めて見ました。
群れで飛来していたものの、写真の個体以外はみんな警戒心が強く、
40mくらい離れていても逃げてしまいました。


意外と美しい色をしています。



ツグミの周りには、本土では普通でも沖縄では珍しい鳥が沢山。
このジョウビタキのメスは尾羽がなく、初めはオジロビタキかと思いました。



こっちにはアオジ。
こちらも沖縄ではなかなか見られない。



そして、ジョウビタキの横にノゴマがいました。
ノゴマは見てみたかったので嬉しい。



山原にも山の鳥以外にもこんなに野鳥がいることに驚きました。
冬も楽しい山原でした。

2019/12/02

水田でシメ、タゲリなど

     ブログに投稿するのを忘れていた観察記録を書きます。
     2日分の観察です。


まず見つけたのは、ヒドリガモやオナガガモ、ハシビロガモの群れ。
この水田で、これほど大きな群れは見たことがありません。
写真はヒドリガモとオナガガモ。



草むらの中のチュウサギ。



探餌中のハクセキレイ。
水玉が玉ボケして綺麗。




沖縄では珍しいシメ。
嘴が太いのもあり、顔が特徴的。


この後、桑の木にとまってからどこかへ飛び去ってしまいました。




珍しくいたオグロシギ。
去年も飛来したので、同じ個体?



オグロシギと一緒にいたエリマキシギ。



久しぶりに見たシマアジ。
2羽で飛来。



タゲリの3羽の群れが来ていました。
ライファー。


羽が虹色で綺麗。


そして何より特徴的なのが冠羽。
アンテナみたい。



シメも沖縄では珍しいですが、タゲリはずっと見つけられずにいたので
嬉しい出会いでした。

2019/11/20

水路でクイナとヒクイナ

  夕方、水路のある水田で探鳥していたら、水路でクイナとヒクイナが
  仲良く(?)採餌をしていました。



車の中から水路の鳥を探している時に、クイナを見つけて驚きました。
沖縄ではかなり珍しい鳥です。


川底をつついてアカムシを捕まえて食べていました。
体型はヤンバルクイナに似ている気がします。



クイナを観察していると、茂みからヒクイナが出てきました。
怖がりなヒクイナですが、クイナのことは全く警戒していませんでした。
ただバンが鳴くとすぐ、また茂みに逃げ込んでしまいます。



写真では少し大きく見えますが、実際は小さく丸い体型をしているので可愛く見えます。
あと、分かりにくいですが嘴の根元が青緑色をしています。




警戒心の強いクイナとヒクイナが、夕方にひっそりと一緒に採餌して
いるのが観察でき、とても良い観察となりました。